こんなことを気にしている人に読んでほしい
- EDを自力で治す方法が知りたい
- 若い頃に比べて勃起力が衰えたと感じる
- 中折れする・勃起はするが固くならずに柔らかい
40代になると下半身の持続時間が短くなったり、角度が浅くなったり、中折れするなど、EDに対する悩みが出てきます。僕は40代になって朝立ちの回数が極端に減り、生命力が枯渇してきたような危機感を持ちました。
20代や30代であれば、生活習慣を簡単に見直す程度でEDが改善するかもしれません。しかし、40代男性にとってEDの症状を治すことは、それほど簡単ではありません。しっかりと対策を行って行く必要があります。
なぜ40代になるとEDになる割合が増加するのでしょうか? その原因を調べたところ男性ホルモンの減少に原因がありました。EDを自力で治すには、男性ホルモンを増やす必要があります。
最近、疲れやすくなったなぁ……。寝不足のせいかと思ってたけど、やっぱり歳のせいなのかな……。下半身の元気もないし……。
40代になると男性ホルモンが減少してくる。それがEDの根本原因として考えられている。詳しく見ていこう。
Contents
40代以上のEDの割合は全体の90%以上!
平安時代は40才を超えると長寿を祝ったそうです。しかし、現代は高齢化社会となり50代の男性や60才を超える男性がEDの治療を泌尿器科に受けに来ることもあるそうです。
この泌尿器科でED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)を処方した患者の年代別のEDの割合が出ています。これによると、ED治療薬を処方している患者の約90%は40才以上の男性なのです。
ED治療薬を処方されている人の39才以下は12%、40才~64才は49%、65才~74才は31%、75才以上で8%です。言い換えると40代になってEDが発症しているケースが全体の約9割となります。(参照:『男性機能の「真実」』永井 敦)
ですから、40代になったら今までより自分の健康や生活習慣について、しっかりと見直す必要があるということです。
射精に定年はありません!
年齢に関することで「人は何歳まで射精できるのか?」ということを調べました。結論は、男性ホルモンが高くて身体の機能的にも精神的にも健康であれば、何才になっても射精が可能です。
例えば、加山雄三の父親・俳優である上原謙(1909年生)は1975年に38才年下の元クラブ歌手大林雅美と再婚して子供を作っています。60才以上でも子供を作れたということです。また、インドの男性Namu Ram Jogiさんは90才で世界最高齢の父親になっています。
(参照:http://www.dailymail.co.uk/news/article-476980/Worlds-oldest-father-21st-child-90.html)
いつまでも現役であり続けようとする姿勢は僕も見習わせて頂きたいです!
なぜ年齢が40才を過ぎるとEDになるのか?
男性更年期障害(LOH症候群)という疾患があります。これはLate-Onset Hypogonadismの略で「ロー症候群」または「エル・オー・エイチ症候群」と呼ばれています。直訳すると「人生の後半に発生する性腺機能低下症」という意味です。
男性ホルモンが低下すると、さまざまな症状が起こります。例えば、筋力の低下、記憶力の低下、肥満、高血圧、うつ症状、そして性欲の低下とED(勃起不全)などです。
男性ホルモンは少しづつ低下していくので、男性更年期障害の発見は気付きにくいと言われます。実際に僕も、「いつの間にか、勃起力が弱っていることに気付いた」という感じです。
LOHは男性ホルモンの部分欠乏による諸症状からなる症候群である。(日本泌尿器科学会:「LOH症候群診療ガイドライン」)
なぜ男性ホルモンは40才を過ぎると減少するのか?
(引用:日本泌尿器科学会雑誌Vol. 95 (2004) No. 6 P 751-760より)
男性ホルモンは20代をピークに年々減少していきます。それが40代を超えると男性更年期障害(LOH症候群)になります。
男性ホルモンの素になるものは、コレステロールです。コレステロールは通常、40代の男性であれば豊富に持っています。にも拘わらず、なぜ男性ホルモンが減少してしまうのでしょうか。
それは40代になると男性ホルモンを作る精巣の細胞などが老化やストレスによって衰弱してしまう傾向があるからです。原材料は豊富にあっても、それを生産する働きが機能していないため、40代の男性は男性ホルモンが不足してしまうのです。(参照:日清製粉・男性更年期NAVI「男性ホルモン増加を促すタマネギのアイリン類」)
男性ホルモンが減少すると、こんな症状が発生します
男性ホルモンの減少は肉体的にも精神的にも大きな影響を及ぼします。大きな特徴は「やる気の低下」です。例えば、趣味でギターを演奏していたのに急に触りもしなくなるとか、頭がボーッとしてどこかに出かける気持ちが消えてため息が出るなどです。
他にも関節の痛みや足裏の痛みが出るとか、疲労感が強くなる、寝つきが悪くなるなどです。精神的には「最近あまり調子が良くないかも」といった自覚症状が少ない場合が多いです。なんとなく具合がよくない、という漠然とした悩みのため発見が遅れがちです。
僕は最初、下半身の元気がないことに気付かなかったです。いつの間にか悪化しているところが怖いですね。
男性ホルモン減少による身体的な症状
- 筋力の低下
- 筋肉痛
- 疲労感
- ほてり
- 発汗
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- ED
- 朝立ちの消失
- おしっこが近くなる
男性ホルモン減少による精神的な症状
- 健康感の減少
- 不安
- いらいら
- 憂うつ
- 不眠
- 集中力の低下
- 性欲の減退
EDを自力で治すには男性ホルモンを増やすこと
EDを自力で治すには、男性ホルモンの増加が必要です。しかし、男性ホルモンは放置していて勝手に増えることはありません。
そこで、男性ホルモンを増やす行動を起こすことがEDを治すことに繋がります。それでは、男性ホルモンを増やす方法をご紹介します。
筋肉を鍛えるトレーニングをする!
男性ホルモンは筋肉量に関係しています。男性ホルモンが減ってくれば筋肉量が減ります。逆に言えば、筋肉を増やせば男性ホルモンは増えます。筋肉は何歳になっても発達可能です。実際に60才以上の方でもボディービルのコンテストに出場されています。
僕も40才を超えてから初めてジムに通い始めましたが、3ヶ月くらいしたら「身体つきが変わってきた」と自分で分かりました。周りの人からも「前と全然ちがうよ?」と言われるようになりました。筋肉がつくと男としての自信がついてきます。本当にオススメです!
▶さらに詳しく:AV男優も推奨!EDを改善する筋トレはスクワット!
運動(ランニングなど)をする!
男性ホルモンが減ってくると内臓脂肪が増えてきます。逆に、男性ホルモンが低い人に男性ホルモンを補充することで内臓脂肪が減って筋肉が増えることも実証されています。
よく言われるメタボリック・シンドロームとは、内臓脂肪の量が120平方メートル以上あり、血圧・コレステロール・血糖値のうち、2つ以上が基準を超えていることを言います。メタボ体型の人は男性ホルモンが低いことが実証されています。
メタボ対策として有効なのが運動です。例えば週に2回、30分ランニングするなどです。厚生労働省の長寿科学研究班の調査によると、運動習慣がつくと男性ホルモンが上がることが分かっています。(参照:『ホルモン力が人生を変える』堀江 重郎)
▶さらに詳しく:ランニングがED対策になる理由を徹底的に解説!毛細血管が改善の鍵
ストレッチをする!
男性ホルモンの減少の大きな要因はストレスです。ストレスがかかると人間は無意識的に身体を縮めてしまいます。またストレスは心因性EDの原因にもなります。これを解消するにはストレッチが有効です。
身体を伸ばすことでリラックスの神経である副交感神経が優位になります。勃起するには副交感神経が優位であることが必要です。ですからストレッチすることで張り詰めた神経をゆっくりとほぐすことが有効なのです。
僕は筋トレの前に必ず10分ほどストレッチを行うようにしています。
質の良い食事をする!
男性ホルモンを高める食品があります。よく言われているのは高たんぱくで低脂肪な食材です。例えば、鶏のささみや脂身の少ない牛肉などです。
他にも大豆製品や、亜鉛の入った食材などです。また、ニンニクやタマネギなどのネギ類、ヤマイモなどネバネバした食材も精力がつく食材です。
僕はスーパーで買い物をするときに、まずタンパク質を摂ることを考えて豆腐や納豆を購入するようになりました。また、添加物が入っているコンビニ食品や冷凍食品、レトルト食品などはなるべく食べないように気を付けるようになりました。
▶さらに詳しく:EDを食事で改善!効果のある食べ物で中折れを予防!
堂々とする
脳科学者の中野信子さんが、面白い心理実験を紹介されています。ポーズの取り方で男性ホルモンの数値が変わるということです。これは形から入るという方法です。
ちょっと肩をすくめたり、背中を丸めたりなど弱いポーズを取らせたグループと、腕を組む・胸を張る・足を組むなど強いポーズを取らせたグループ、その2つのグループの男性ホルモンの値を調べました。
すると、弱いポーズを取らせたグループはコルチゾールというストレス・ホルモンの値が上がっていて、男性ホルモンの量が減っていたのです。勝てるところで勝ちを逃して前に進めないような場合は、姿勢が悪いのかもしれません。堂々としたポーズは、勝負強さ・攻撃性・やる気を出したい場合に有効です。(参照:https://youtu.be/3GMgsGr7dZM)
精力剤サプリを飲む
必要な栄養素を精力剤サプリメントで摂ることが、ED対策にとても有効です。ポイントは、成分配合のよいものを毎日飲むことです。
数日だけ飲んで止めてしまうのではなく、1ヶ月から3ヶ月は飲んでいくと変わっていきます。
僕はだいたい毎日2種類のサプリメントを飲んでいます。海外に出張するときも欠かさずに持参しています。
僕自身は、運動と食事に加えて精力剤サプリを飲むことで、下半身のビンビンを維持できています。女の子にも喜んでもらえて、お互いにwin-winの関係を築けています。
このように、毎日のように継続して飲んでいくことがED対策に有効です。
まとめ
今は高齢者がどんどん増えていく時代です。病気の予防、生活習慣の改善、肥満対策、ストレス軽減など、自分の身体に責任をもってしっかりと管理していかなければいけません。
EDを自力で治すには男性ホルモンを高めることが必要です。そのために必要なことは、筋トレ、運動する、ストレッチする、食事に気を付ける、堂々とする、精力剤サプリメントを飲むことです。
EDを改善するためには、どれか一つをやればよいというのものではなく、総合的に生活習慣を見直していく必要があります。
しかし、40代男性がイキナリ全て完璧に行うのは大変です。少しづつ、できるところから始めていきましょう。そして、ビンビンの下半身を目指しましょう!