僕の住んでいる街の市内には、あかひげ薬局があります。あかひげ薬局とは、精力剤を専門に扱っているお店です。
コンビニで「週刊ポスト」や「週刊現代」などを立ち読みすると、中高年男性の下半身の元気を回復させる商品として、あかひげ薬局の「ヘヤーグロン」という商品の広告が掲載されています。
これですね。このヘヤーグロンという商品の効果や副作用などが気になった僕は、赤ひげ薬局を覗いてみることにしました。
この記事では、ヘヤーグロンの効果や副作用について、実際にあかひげ薬局に潜入取材してみた内容と、ヘヤーグロンに対する僕なりの評価を下してみたいと思います。
このような男性ホルモン製剤は「ホルモンそのもの」で体内で変化するのではありません。頼りすぎると、身体が男性ホルモンを作ろうとしなくなる可能性があります。また医師から直接伺いましたが、精子にダメージを与え不妊になる可能性があり危険ですので、当サイトでは使用をオススメしません。
取材であることは隠して初心者のふりで入りました!
店員がどういう対応をするのか注目だな
あかひげ薬局に行ってみる
僕の街には、あかひげ薬局があります。精力剤・強精剤と赤い看板に書いてあるので目立ちます。
僕は今まで、あかひげ薬局に入ったことがありませんでした。堂々と精力剤と書いてあるので、少しお店に入るのが恥ずかしい気もしましたが、思い切って店内に入ってみます。
今回は、店員さんから話を聞いてみるために、あえて初心者のフリをして、お店の中を覗いてみることにしました。
店内には、いろいろな種類の精力剤サプリメントがありました。女性に飲ませるタイプのものや、オナホール、バイブなどもありました。
店内に入ると、さっそく店員さんから、「どういったものをお探しですか?」と聞かれました。(さすがに店員さんの写真は撮れませんでした)
ヘヤーグロンとは
店員さんは、「勃起力を上げるなら、ヘヤ-グロンがいいですよ」と言ってきました。
ヘヤーグロンは、「グローミン」と同じく、塗るタイプの医薬品でした。チューブに入っていて、睾丸(金玉の袋)に塗ることで男性ホルモンを補充するものです。
男性ホルモンは睾丸の中で作られるのですが、その機能が年齢を重ねると衰えてきます。そのため、こういった塗り薬によって男性ホルモンを補うということでした。
ヘヤーグロンの効果
ヘヤーグロンの効果について、あかひげ薬局の店員さんに聞いてみました。
店員さんによると、「朝とお風呂上がりに1日2回、金玉に塗ります。すると大体1ヶ月から3ヶ月、早い人は一週間目ぐらいから効果が出ます。ただし個人差があります。塗り薬は勃起力も上がるし、早漏防止にもなります。」とのことでした。
ヘヤーグロンの副作用
店員さんからは、ヘヤーグロンの副作用についての説明は、特にありませんでした。お店としては、当然の対応だと思います。変なことを言って、売上を逃すようなことはしたくないからです。
実際に僕は「どうですか、試してみませんか?」と店員さんからヘヤーグロンを勧められました。
しかし、僕は「今日は様子を見に来ただけなので」と丁重にお断りしました。
なぜなら、僕はヘヤーグロンには副作用があると考えているからです。
塗り薬で補充できるなら、お手軽でいいんじゃないですか?
いや、長期的に考えると、手放しで有効とは言い難い。これを見てくれ
そもそも男性ホルモンは、加齢によって減少するのは事実ですが、個人の努力によって、何歳からでも回復させることができます。
僕は運動したり、食事を整えたり、精力剤サプリメントを飲むことで、実際に男性ホルモンを上げることができました。
ところが、ヘヤーグロンのような塗り薬によって男性ホルモンを補充すると、身体がそれを頼ってしまって、男性ホルモンを作り出すことを止めてしまうことがあるのです。
この現象を「ホルモン産生のネガティブ・フィードバック」と言います。本来、身体はホルモンの環境を一定に保つ「ホメオスタシス」という機能を持っています。
しかし塗り薬でホルモンを蓄えると、身体は十分な量があると勘違いして、脳からの刺激ホルモンを出さなくなります。
すると、塗り薬を使う前より精子を作る力が弱くなり、不妊症などを引き起こす恐れがあるのです。
このことは、泌尿器科で男性ホルモンの本を何冊も出版されている堀江重郎教授の本に書いてあり、僕がとても納得した部分です。
ヘヤーグロンの評価
このようなことから、僕はヘヤーグロンという塗り薬で男性ホルモンを補充することに、あまり賛成できません。僕個人のヘヤーグロンに対する評価は、どうしてもこのように辛口になってしまいます。
なぜなら、僕自身かつてはEDだったのですが、普段からの運動、質の良い食事、精力剤サプリメントによって、今ではお蔭さまで元気に過ごせているからです。
ここで僕の見解を述べますと、男性ホルモンはものすごく大事なものです。そのため、安易に塗り薬で補うのではなく、身体を整えて自らの力で回復させる方法が、長い目で見たときに必ず良い結果になります。
男性ホルモンが低下すると勃起力が弱まります。なぜなら、「起ちなさい」という命令を男性器に出すのが男性ホルモンだからです。
男性ホルモンは、加齢の他に、ストレス、疲れ、睡眠不足、運動不足、飲酒喫煙、不規則な生活などによって低下します。
だからこそ、塗り薬という安易な解決策に頼るのではなく、普段の生活を整えることによって、自らの力で男性ホルモンを生み出せるようにするのが大切なのです。
ぜひあなたも、僕が行ったように、運動、質の良い食事、精力剤サプリメントをあなたの生活の中に取り入れてみてください。