こんなことを気にしている人に読んでほしい
- EDに効く食べ物を知りたい
- ED治療薬ではなく内面から改善していきたい
40才代になると下半身がED気味になり、中折れもよく起こるようになります。勃起力が弱まっては、思いっきりエッチを楽しみたくても途中で萎えてしまい、妻に対して申し訳なくなります。
僕は、健康に関する本を読んでいたときに「食は人を良くすると書く」という言葉を見て「なるほど!」と、ものすごく感心しました。それからというもの、食事について様々な本を読み、身体に良い食材と悪い食材を学んでいきました。
「毎日、揚げ物やお肉のみなど、自分の食べたいものだけ食べている」そんな生活を続けていると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に疾患しやすくなりますし、EDや中折れになります。身体全体の健康はもちろん、EDを改善する上で食事は非常に重要なポイントです。
そこで、今回はEDに効果のある食べ物をご紹介します。しっかり摂って、EDを改善&中折れを予防していきましょう!
お昼は僕、総菜屋のお弁当とか食堂の定食をよく食べますね。とんかつとかコロッケとか大好きです。でも一緒に野菜も食べて、健康に気を使ってるんですよ。
確かに少しは意識しているようだが、もっと根本的なところから見直していくといい。これを見てくれ。
Contents
40才代男性は、食生活の改善や見直しが必要
肝臓の悪い人はイライラしやすいと言われます。肝臓で解毒できない毒血が、頭にも循環しているからです。「弱った魚は目を見ればわかる」というように、人間でも目が濁っていたり目つきが悪かったりする人は、身体の中に疾患を抱えています。
また、腎臓機能が低下してくると何でも卑屈にとらえてしまう「陰性」の性格になるといいます。腎臓のはたらきが悪くなると、余分な塩分や水分の排泄ができなくなって身体がむくんで高血圧になります。
このような、肉体と精神の不健康を作り出している大きな原因に食の欧米化が挙げられます。肉、バター、小麦粉、牛乳など欧米型の高脂質な食材。そして、化学調味料が入った外食や、防腐剤などの添加物が入った冷凍食品やコンビニ食品の数々。昔の日本人には馴染みのなかった食生活です。
なぜ食事の改善がED対策に重要なのか?
これらの食が習慣化することによって体内の内臓が弱り、血液が濁っていきます。その結果、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に陥り、性的能力が弱まりEDに疾患する人が多発しています。
例えば、高血圧症を患っている人の4分の1がEDであると言われています。また糖尿病でのED有病率は非糖尿病と比べると2~4倍高いと言われます。日本全体では1130万人がEDであると言われ、その人数が年々増え続けていることが推定されています。(参照:日本性機能学会「ED診療ガイドライン」)
40才代男性の、こんな場合は要注意リスト!
朝食を食べない場合
栄養成分全体が不足しがちになっています。
1日2回以上外食をしている場合
ビタミンが不足しがちになってます。野菜が不足してます。
食事の量を減らしている場合
きちんとした知識がないのにダイエット等で食事の量を減らしている場合、栄養成分が全体的に不足しがちです。
食事の内容が偏っている場合
好き嫌いが多くていつも同じようなものばかり食べている場合、栄養成分の摂取量も全体的にバランスが悪くなりがちです。
(参照:東京都福祉保健局HP)
食の欧米化ですか……。でも外食や惣菜屋の弁当がダメなら、食べるものがなくなってしまいますよ?
最初から完璧を求める必要はない。まずは下半身に良い食材を知るところから始めよう。
EDに効く食べ物
食べ物には、簡単にいうと「身体を良くする」ものと「身体を汚すもの」の2種類があります。食は「人を良くする」と書きます。元気でビンビンな下半身を取り戻すには、健康な内臓とキレイな血液が必要です。それは「身体を良くする」ものを頂くことで得られます。それではEDに効く食べ物を見ていきましょう。
玄米(発芽玄米)
「主食」は「主に食べる」と書きます。現代の主食は白米が中心になっていますが、本当に元気の出る主食は白米やパンよりも玄米です。玄米は地上に存在する300万種類の植物のなかで頂点に位置する食べ物であると言われており、栄養素が詰まっています。
玄米は「生きている米」で、パワフルに生きる生命力を与えてくれます。僕は実際に、白米と玄米を食べ比べて筋トレしましたが「力の入り方が違う」と思いました。2日ほど浸水させて発芽玄米にすると、さらに栄養価が高まり効果的です。
ちなみに、玄米をよく噛んで食べることで、唾液が出ます。唾液の中には若返りホルモン「パロチン」が含まれています。唾液は「最高の治療薬」であると言われています。僕は最初は食べずらかったので、白米50:玄米50で食べ始め、徐々に玄米の割合を多くしていきました。いまでは玄米100になっています。
玄米を発芽させるには、夏場は2日間、冬場で3日間ほど浸水させておく。芽は少し出るだけで大丈夫だ。あまり神経質にならなくていい。
牡蠣・しじみなど亜鉛を多く含む食品
亜鉛は元気な勃起に欠かせない男性ホルモン(テストステロン)の生成を促進します。亜鉛には「セックス・ミネラル」という別名もあり、精子を増やします。また、インスリン(膵臓から分泌されるホルモン)の働きを助け、血糖値を下げて糖尿病を予防します。さらに、亜鉛は多くの酵素を補助する物質として代謝を活性化させます。
亜鉛が不足すると味覚障害(味が感じられなくなる)のほか、ホルモン生成が低下して勃起力が低下したり、精力の数ならびに精子の運動数が減少したり、前立腺肥大症を引き起こすと言われています。
僕の場合、牡蠣を毎日食べるのは大変なので、サプリメントで亜鉛を補っています。
亜鉛の多い食品
牡蠣(生) | 13.2 |
豚肉(レバー) | 6.9 |
ほや | 5.3 |
牛肉(肩) | 4.9 |
かに缶 | 4.7 |
たまご(卵黄) | 4.2 |
たらこ(焼) | 3.8 |
鶏肉(レバー) | 3.3 |
プロセスチーズ | 3.2 |
食品100g当たりの亜鉛の含有量 単位:mg ※18~69歳男子の推奨量:10㎎
(参照:簡単!栄養andカロリー計算「亜鉛」)
ニンニク・タマネギ・ニラ・ラッキョウ・ショウガなどネギ類
ネギ類の野菜に含まれるアリシンは、血液サラサラ効果や滋養強壮に効果があります。ネギ類は含硫(がんりゅう)アミノ酸を含み、男性ホルモン(テストステロン)の生成を促進します。また脂肪や糖の代謝を高める効果があり、内臓脂肪減少に役立ちます。
マウス実験ではタマネギのエキスを4ヶ月間与えたところ、血液中のテストステロンが2倍になったという実験結果が出ているそうです。(参照:『男性ホルモンの力を引き出す秘訣』秋下 雅弘)
またニンニクは男性ホルモンの分泌を活発にし、精子の生産量を増やす抜群の強精食品です。古代エジプトのファラオは、ピラミッドを建設するために奴隷にタマネギとニンニクを与えて仕事の効率を高めたそうです。
僕は自分で料理を作る時、下半身に効かせる意識でニンニク・ショウガを非常によく使います。確かに元気が戻ってきたと思います。
▶さらに詳しく見る:EDにはニンニクがおすすめ!テストステロンを高めて勃起力アップ!
ピラミッド建設なんて時代から、ニンニクは重用されていたんですね。
ヤマイモ・オクラ・ナメコなど、ネバネバした食材
ヤマイモは「山ウナギ」という別名があり、滋養強壮の王者と言われます。漢方の「補中益気湯」の原料でもあります。ヤマイモやオクラに含まれるネバネバは、ムチンという成分です。ムチンは肝臓や腎臓の機能を高め、また細胞を活性化して老化を防止します。さらにタンパク質を無駄なく活用するので、スタミナを増強し疲れを取ります。
僕は納豆を1日1~2パックと、意識的によく食べるようにしています。ヤマイモは、米粉とニラを混ぜてお好み焼きのように焼いて、酢醤油をつけて食べると美味しいです。
豆腐・納豆などの大豆食品
豆腐・納豆・豆乳・油揚げなどの大豆食品は、植物性の良質なタンパク質を多く含む優れた食材です。タンパク質は筋肉の材料になります。トレーニングする場合、1日に体重×2g以上(体重60kgなら1日120g以上)のタンパク質を摂取することが推奨されています。大豆食品は安価で、しかも多くのタンパク質を含んでいるので、非常にコスパの良い食材です。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと構造が似ており、男性ホルモンの働きを助けます。大豆イソフラボンの取りすぎは、男性ホルモンを減らすという懸念もされて、以前はテストステロンを減少させると言われていたのですが、最近の研究では大豆イソフラボンには5αリダクターゼ(テストステロンをジヒドロテストステロンに変化する酵素)を阻害する働きがあることが分かりました。
何事も摂りすぎは禁物ですが、しっかり筋トレすれば、たくさん食べても大丈夫です。
以前は大豆は女性ホルモンを増やすと言われていたが、最近ではむしろテストステロンを増やすと言われている。
アーモンド・クルミ・ピスタチオなどのナッツ類
ナッツ類に多く含まれるビタミンEは、ホルモン分泌の指令を出す視床下部の働きを活性化してテストステロンの生成を促します。またナッツ類には抗酸化作用があり、動脈硬化やEDを予防して勃起力を強化します。
僕はアーモンド・クルミにレーズンを混ぜて、間食で食べるようにしました。スナック菓子や甘いものを食べなくても、これで十分すぎるほど満足できます。
老化を防ぐビタミンE
ビタミンEは身体の酸化を防ぐ働きを持ちます。鉄が酸化して錆びるように、身体も酸化して錆びていきます。例えばシミやシワが増えたり、血管が老化して血行が悪くなるなどです。
このような老化の原因になる活性酸素を無害化し、男性ホルモンの分泌を助けるのがビタミンEの働きです。ナッツ類の他、すじこ、抹茶、モロヘイヤ、アボカドなどに多く含まれます。
ニンジン・ゴボウなどの根野菜
漢方では「相似の理論」という考え方があり、形の似たものは働きも似ているといいます。例えば、人間の下半身であれば地下にできる食物、つまり根野菜を食べるのが良い、ということです。「ニンジン2時間、ゴボウ5時間、ヤマイモたちまち」という言葉があります。昔から体力と精力をつけたい男性が食べていた食材です。
ニンジンは身体を温め、血流を良くする働きがあります。ゴボウは古くから滋養強壮に優れた食材として注目され、古書に「男性の精力剤」という記述がある食材です。ゴボウに含まれるアルギニンには、筋力増強ならびに精力増強の働きがあります。(参照:『男が病気にならない生き方』石原 結實)
精力アップはお肉だけかと思っていましたけど、野菜でもいろいろあるんですね。
EDの危険が!摂らない方がよい食材
EDや精力減退を引き起こすため、摂らない方がよい食品があります。基本的に添加物が入っているものは、なるべく避けた方がよいです。例えば、コンビニ食品や冷凍食品、ファーストフードやレトルト食品など、挙げていけばキリがありません。ここでは代表的なものをご紹介します。
白砂糖
白砂糖は、一般的にはそれほど知られていませんが、実は腸内環境を悪化させ男性機能を減退させると言われています。なぜなら、白砂糖は体内のミネラルを奪い、血液を汚すからです。その結果、冷え性になり血行が悪くなります。また性格も短気で暗くなっていきます。
例えば、日本は世界一の胃がん国で「煮物に砂糖を入れて料理するから胃がんになる」と言われています。精神病の別名を「シュガーブルース」といい、イギリスのジョンワトキンス博士は「この世から白砂糖がなくなれば精神病はなくなる」と断言しています。(参照:「ひとは食べもののお化け」牧内泰道)
砂糖は黒糖、またはきび砂糖・甜菜(てんさい)糖を使うようにしてください。なお黒糖は、いくら摂っても血糖値を上げません。実際に、僕は黒糖を毎日小さじ3ほど摂っていますが、血糖値がここ数年間ずっと正常値をキープしています。
マーガリン・ショートニング(トランス脂肪酸)
マーガリンはアメリカで問題視され、2013年にカリフォルニア州などで禁止・規制の措置が取られています。しかし、なぜか日本では普通に使用されています。
マーガリンは「食べるプラスチック」との異名を持ち、体内に入ると悪玉コレステロールを増やします。マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は、心筋梗塞などの病気の危険性を高め、男性機能を低下させる危険な油です。また糖尿病やホルモン異常、肝機能障害などのリスクを高めます。
ショートニングはインスタント食品やスナック菓子、アイスクリームやコーヒーフレッシュなど広範囲に使用されている食材です。普段から食品の表示ラベルを見る癖をつけることをオススメします。
食品の表示ラベルを見て、添加物の多いものは避ける癖をつけるといい。
EDに効く食材を使ったビンビン・レシピ!
おすすめの食材を使ったレシピを一つご紹介します。「簡単!なんちゃってマーボー豆腐丼」です。お肉を使わないので、低カロリーで高たんぱくなヘルシーメニューです。
精力を増強する食材を取り揃えてあり、しかも数百円で作れるのでコスパ最高! 短時間で作れるお手軽レシピにしてあります♪ 40才代男性でも作れるように、詳しく解説します。
「簡単!なんちゃってマーボー豆腐丼」
材料(2人分)
- 豆腐:2丁
- にんにく:1かけ
- ショウガ:すりおろし小さじ1~2
- タマネギ:中1個
- 白ネギ:1本
- 豆板醤:小さじ1
- 甜麺醤:小さじ2~3
- 塩:小さじ2
- 醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 片栗粉:小さじ2
作り方1.材料を用意
ニンニク・タマネギ・白ネギ・豆腐を用意しました。ショウガはよく使う食材なので、あらかじめフードプロセッサーで細かくしてから、ジップロックに入れて冷凍保存しています。こうすることで、使うたびにすりおろす手間が省けます。冷凍庫から取り出してパキっと折るだけなので、便利です。
作り方2.フードプロセッサーで効率化!
白ネギをみじん切りにするのはめんどくさいので、フードプロセッサーを使います。あちこちに飛び散ることがなく、5秒で刻めます。コツは、ガーッと長押しするのではなく、ガッガッと少しずつ回転させることです。フードプロセッサーはとても便利な道具なので、ぜひ用意されることをオススメします。
作り方3.調理には丸型フライパンがおすすめ!
調理に使うフライパンは、底が丸いタイプがおすすめです。僕は直径27cmのフライパンを使ってます。油を引いて、焦げないように注意しながらニンニクを炒めていきます。
作り方4.豆板醤、甜麺醤は、なるべく無添加のものを
使う調味料は、なるべく無添加のものを使いたいところです。「クッ●ドゥーの●●の素」など、使わないようにしましょう(笑)
ネギとショウガを入れて、さらに炒めていきます。香味野菜の香ばしい香りが漂ってきます。
さらに、豆板醤と甜麺醤を入れて炒めていきます。ここで全体の味を決める「味の素」が完成します。
作り方5.「味の素」ができたら、具材を入れる
ネギを十分炒めたら、水を入れて「味の素」の完成です。ここで具材の豆腐を入れます。本来、豆腐は別の鍋で沸騰させると、余分な水分が抜けてプルプルになり美味しくなります。ですが面倒なので、直接入れてしまいます。可能であれば別の鍋で茹でて入れましょう。豆腐以外にナスを入れても美味しいです。また、ニラ1/2束を、ざく切りにして入れるのもオススメです。
作り方6.味を決める
豆腐を入れて具材を沸騰させると、全体が一つにまとまってきます。ここで醤油、みりん、塩などの調味料を入れて、最終的な味を決めます。お好みで黒酢を少し入れると、味に深みが出ます。もちろん、調味料は無添加のものを使いたいところです。
作り方7.片栗粉を入れて、沸騰させる
味が決まったら、いったん火を止めて水溶き片栗粉を入れます。全体になじませたら、再度火をつけて沸騰させます。ポイントは、片栗粉を入れるときは火を消して、片栗粉を入れた後に再度沸騰させることです。ヘラでこすったときに、フライパンの底が見えるくらいまで加熱するのが美味しく作る秘訣です。
作り方8.完成!
玄米の上にのせて、完成です! お好みでラー油や花椒(中国の参照)をかけて頂きます。今回は卵を乗せてみました。ネギのみじん切りなど振りかけると彩りがさらに良くなりると思います。ED改善に効く食材だけで作ったオススメのレシピ。ぜひお試しください!
一つのフライパンで炒めていくだけだ。簡単なので試してみてくれ。
まとめ
まとめますと
- 40才代は食生活の見直しが必要
- EDに効果のある食材と、EDに疾患する食材がある
- EDに効く食材は玄米、亜鉛を含む食材、ネギ類、ネバネバした食材、大豆食品、ナッツ類、根野菜など
- EDになる食品は、コンビニ食品、レトルト食品、ファーストフード、外食など添加物が入っているものや、白砂糖、マーガリン、ショートニングが使われている食品
40才代になると基礎代謝が低下して内臓脂肪がつきやすくなります。外食を完全になくすことは難しいですが、少しづつできることから始めていきましょう。メタボもEDも中折れも、必ず改善していきます。正しい食生活でビンビンな下半身を目指しましょう!