DHCのマカのサプリが、薬局・ドラッグストアで販売されています。このサプリメントには、効果があるのかないのか、気になりますよね。
手軽に買えて価格もお手頃(?)で、飲んで効き目があるのであれば、それに越したことはありません。
ただ、結論からいいますと、DHCのマカのサプリの効果は、人によるだろうなと思われます。
今回は、DHCのマカのサプリメントについて忌憚のない僕の意見を述べてみます。
DHCのマカの含有量
さっそく、近所の薬局にいって、DHCのマカの実態を調査してみました。
金額は1071円でした。税込みで1166円です。これで20日分です。ということは、1日あたり60円くらいの計算ですね。さすがにコスパはいいです。
それでは、肝心の中身のマカの含有量をチェックしてみます。
マカのエキス末が405mg(1日分)とあります。これは、少なくも多くもない、普通の量だと思います。
DHCの成分表示を見てみた
DHCのマカは、味覚糖の「UHA亜鉛マカ」や、マカの栄養ドリンクのような商品にくらべると内容はマシかな、というのが僕の正直な感想です。
原材料は、以下の通りです。
マカ濃縮エキス末(マカ抽出物、デキストリン)、ガラナエキス末、亜鉛酵母、冬虫夏草菌糸体末、セレン酵母、調整剤等】セルロース、グリセリン脂肪酸エステル、被包剤】ゼラチン、着色料(カラメル、酸化チタン)
ゼラチン、セルロース、グリセリン脂肪酸、着色料といった添加物は、カプセルを作るときの材料です。
なるべく添加物は摂りたくないところですが、粉のままだと飲みづらいので、これは致し方ないですね。
マカ濃縮エキスの実態は?
ここでポイントになるのは、マカ濃縮エキスです。DHCのサプリメントは低価格で、ここでコスト削減を計っていると思われるので、少し詳しく見ていきます。
マカの加工品は、粉末と濃縮エキスの2つに分けられます。濃縮エキスはマカの製品を作るときに利用しやすいため、このような大手企業で製造販売されている製品には、よくマカ濃縮エキスの方が使用されます。
「濃縮エキス」というと、栄養が凝縮された良いイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。マカを細かく粉砕した粉末と濃縮エキスには、違いがあります。
そもそも、どうして濃縮するのかというと、運搬の際に物資の体積を減らすことで、輸送コストを大幅に節約するためです。ところが、この方法では問題があるのです。
栄養素が破壊される危険性がある
最も大きな問題は、マカに含まれている栄養素それ自体が破壊されてしまう危険性があることです。
濃縮の方法は、その多くは加熱になります。すると、その過程において、本来マカに備わっているはずの栄養素が破壊されてしまう可能性があるのです。これでは、マカを飲む意味や効果が薄れてしまいます。
濃縮などで破壊されない栄養素もありますが、少なくとも加工過程によってマカに含まれる栄養素は100%から下がっていることが懸念されます。
マカに精力回復の効果を求めて、せっかく飲みはじめるのであれば、濃縮エキスを使っている製品よりも、本体のマカの成分をそのまま粉末にした商品を飲むのがよいと思います。
マカの濃縮エキスを使っているのは、きっと低コスト対策なんですね。
せっかくマカを飲むのなら、安物買いの銭失いにならないように注意しないといけないな。
DHCのマカって効果あるの?
Amazonのレビューを見てみると、「体感で分かるくらいいい」「即効力はないが、それなりの効果を感じている」「眠気やだるさがなく仕事を続けられる」「疲れが取れやすくなった」という肯定的なクチコミが多いです。
悪い口コミは「特に変化なし」「よくわからない」「3袋飲んでも、いまだに効果は見られない」といったものがありました。
DHCマカの評価
DHCのマカは、内容的にはそれほど悪いようには感じませんでしたが、マカ濃縮エキスを使ってコスト削減をしており、せっかくのマカの栄養素が壊れてしまっている危険性があります。
飲んで効果があるかどうかは、その人によるというところでしょう。
マカはED治療薬のようなものではないので、少なくとも1~3ヶ月は飲んでみないと、効果のありなしは分かりません。
個人的には、僕が実際に飲んで効果のあったマカのサプリメントがありますので、そちらを試してみることをお勧めします。
写真ありの体験談で参考になるので、かならず一度よんでみてください。